しばらく前の読売新聞「医療ルネサンス」という
コラムにのっていた記事です。

87歳の前立腺がんを患う芸術家の方。

従来のホルモン療法では
2～10年しか効果が続かないそう。
ご自分でネットや書店を調べまわり
「間欠的ホルモン療法」を受けることに
決めたそうです。

その時の思いは
「まだ作品以来が来る。
　日本経済、激動する
　世界の行く末も見たい。」

そして
「よし、やってみるか」
　と決意したそう。

「自分に病人のレッテルは貼るまい。
　健康は忙しい医師任せにせず、
　自分で守ろう。」
と決め
毎日早足で散歩
エスカレーターは片脚で立ち
スクワットも。

栄養やコレステロールに関しても
本やネットで学び、実践しているそう。

凄いですね。
ただただ尊敬します。

現役でお仕事を続けていらっしゃる
ということも重要な点だと思います。

「勉強ではなく、
　映画やサッカー観戦と同じ
　楽しみ」
とおっしゃってるところ
なんだか親しみがわきます。

私もこの先
この方のような生き方を
していきたいものです。



写真は昨夕のデザート。
マシュマロ利用のムースを
マスカットと庭のミントで
飾りました。

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今日の昼食に
相方が作ってくれた炒飯。



自家製チャーシューの入った
私の大好物です。

程よくお腹が満たされて
満足した頃。

相方はごちそうさま。
でも、まだ少しだけ残ってる。

空腹なわけじゃないのに
目が食べたがってる。

そして、これ食べちゃえば
きれいに片付くな
という主婦の視線もある。

だけど食べたら
気持ち悪くなることは必至。

う～～～ん。

食べちゃいました（^^;)

そして
思ったとおり
気持ち悪くなりました。

はい、当然の結末ですね。

気を紛らわそうと
ネット上に
「気持ち悪～い。」
って書き込んだら
何人もの方が
心配してくださいました。

お騒がせしてすみません。

その内お一人の方が
「15分後には回復するって
　わかっているんなら
　いいじゃないですか。」
ですって。

はあ～、なるほど。
そういう考え方新鮮です。

今まで、つい誘惑に駆られて
食べてしまっては
気持ち悪くなって
学習しない
バカなやつだな～
と反省してたんですが。

食べたいんなら
15分我慢する覚悟で
食べちゃっても
いいんじゃない。

わかっててやるんなら
たまにはね。

いつもやってたら
それこそバカですが。

軽くなってきたとは言え
ダンピング症状とは
まだまだこの先
おつきあいしていかなきゃ
ならないのだから。

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昨日の読売新聞に広告が出ていましたが
「がんサポート」という雑誌の今月号の特集が
胃・食道がんでした。

ちょっと読んでみたい内容ではあるけれど
小さな町の書店には
置いてあるはずも無く。

取り寄せてまで読みたいかというと
そうでもなく。

すでに手術して
食道の無い私が
最新の治療法を知っても
あまり意味が無いですしね。

それと普段再発とか転移とか
そういったことを
あまり心配しすぎないよう
生活しているので。

病気のことばっかり考えながら暮らしていると
病気に取り込まれちゃいそうな気がしません？

とは言っても
いつもアンテナ立ってて
こんな広告にも直ぐに反応しちゃうんですけど。

これは気にしているのとは
ちょっと違っていて。

染織だの料理やパン作りだのと同じように
自分が今関心あることに
ピピッと反応しているだけで。

食道がんってのは趣味の一種なのか？
うん、確かにそういった一面あるかも。
私の人生に新たに増えた関心事の一つですから。

お読みになりたい方も
いらっしゃるでしょうから
書いておきますね。

エビデンス社
発売：創英社/三省堂書店
がんサポート　9月号
1,200円


昨日お向かいのお宅から
鈴虫の篭をいただきました。

毎年、育てていらっしゃるんですって。
今年は出来が良くって
100匹くらい生まれたとか。

部屋の中で
虫の声が聞こえるのも
いいものです。

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Cancer Channelのフェイスブックページに参加していて
こんな小冊子があるのを知りました。

「もっと知ってほしいがんと栄養のこと」

まださっと目を通しただけですが
胃がんや食道がんの患者に関して
詳しく説明してくれているようです。

そう言えば術後三ヶ月くらいの頃に
図書館で見つけたこの本。

胃・腸を切った人のおいしい特効メニュー 

これも当時とても役立ちました。

もっとも読んだのは三ヶ月経ってからですものね。
術後一ヶ月の頃はあれ食べちゃいかなかったんだ～（汗）
知らなかった、食べちゃったよ～。
なんてのがいっぱいありましたけど。

大丈夫、それでもちゃんと回復しましたから。

大体病院の看護婦さんの指導なんて
もっと凄かったですよ。

「要は消化し易いよう細かくなってれば、何食べてもいいのよ。
　細かくするのはジューサーやブレンダーじゃなくてもいいのよ。
　自分で良く噛めば細かくなるんだから。」

こんな意味のこと教えてくれました（^^;)
そんなに神経質になることないってことでしょうね。

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福島第一原発所長だった吉田昌郎さんが
食道がんのためお亡くなりになりました。

ステージ３だったそう。
私も同じだけど。

受けてらしたストレスはいかばかりであったかと。

ご冥福をお祈り申し上げます。
どうぞ静かにお休み下さい。

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